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若くあるためにバランスのとれた食事や適度な運動を心がけていても、
年齢による体力や気力の衰えを感じている方は多いと思います。
今回は女性の誰もが一度は考える「ホルモン補充療法」についてお話しします。
ホルモン療法というと、女性ホルモンが減ってきた更年期障害の治療のイメージですよね？
私も最初はとても懐疑的でしたが、
「ナチュラルホルモン補充療法」との出会いで
概念が一掃されてしまいました。
実はもっと若い世代でも、サプリメント的に始められるのです。
料金も補充するものによって違いがありますが、お高めのサプリメントとたいして変わらないところも魅力だと思います。
何より医師に管理してもらえているので、闇雲に何種類ものサプリメントをとるよりも効果的だと思いました。
「sex and the city」というドラマをご存知でしょうか？
そのドラマの中のサマンサがいつも持参していたのが『ナチュラルホルモン』の本だったそうです。
ではこれから詳しくお話ししていきたいと思います。
それでははじめます。
- 知る人ぞ知る「ナチュラルホルモン補充療法」とは？
- 私自身「ナチュラルホルモン補充療法」を続けて実感している肌と体の変化について
- 今日からできる！自らホルモン分泌を高める方法
ナチュラルホルモン補充療法
女性は嫌でもある一定の年齢になるとホルモンを意識せざる終えなくなります。
更年期と言われる時期ですね。
女性ホルモンが減少していき、バランスが崩れて体にいろいろな症状が出てきます。
そう言った症状で悩み出した時、誰もが一度は考えることが「ホルモン補充療法」ですね。
でも、ガンになるとか、心臓病のリスクが高まるなどの情報を耳にすると、ちょっと尻込みしてしまいますよね。
仕事で「ホルモン療法」をテーマとして調査していたときに「ナチュラルホルモン」に出会いました。
東京でも扱っているクリニックが少なかったのですが、ほとんど全てのクリニックをまわりました。
詳しく先生にお話を伺いましたが、聞けば聞くほど、「これは面白い！」と、とても興味を持ちました。
ほんとに奥が深く、目から鱗の話ばかりでした。
では、「ナチュラルホルモン」とは何かをお話ししていきたいと思います。
ナチュラルホルモンとは
まず「ホルモン」とは、
体のさまざまな働きを調整してくれる生体内の情報伝達物質です。
環境など何か変化があっても、体の中の働きが常に同じになるように保たせることが役目です。
そして「ナチュラルホルモン」とは、正式名称は「バイオアイデンティカル（生物的に同一な）」ですが、
日本では馴染みやすくするために、
「ナチュラルホルモン」というようになったらしいです。
ナチュラルとは、自然界に存在する原料というのではなく、
人間の身体にもともと存在するホルモンと化学的に全く同じホルモン、
身体にとってナチュラルなホルモンということです。
このホルモンを若い頃と同じレベルに持っていくのが
「ナチュラルホルモン療法」です。
これは専門の先生にきっちり管理されて処方されるので副作用はほとんどないそうです。
反対に、癌や心臓病のリスクを減らせるらしいです。
血液検査をして、
最も自然で無理のない方法で、不足しているホルモンを適切な量補充するという方法
そのように説明されました。
肌トラブル、シミやしわができる原因もホルモンの減少
どんなにお肌のケアをしっかりしていても、
肌がたるんだり、シミシワができるのは年齢のせいだと私は思っていました。
肌の調子も悪くなり、トラブルが続き皮膚科通いをする人も多くなっていきます。
中には、皮膚疾患になってしまい塗り薬が手放せずに、苦しんでいる女性も多くいます。
その話をした時に、先生から、
「全てホルモンが減少するからです！」
ときっぱり言われました。
ということは、ホルモンが何らかの原因で減少すると
どんなに若くてもたるんでシワや肌トラブルに苦しむということ？
考えても見なかった事です。
ホルモンが減少しなければ、しわやたるみはできないということ？
そうです！できないのです！！
目から鱗ですよね！
健康についての効果なども話をされたのですが、
その事で頭がいっぱいになってしまっていました。
やはり女性ですから、肌や見た目のことが一番興味が湧きますよね。
それまでは、
イレーヌどうせ女性ホルモンが減少してきたら
更年期の症状が出てくるくらいでしょう?
生理終わったら楽かもね・・・
と軽く考えていました。
シワ、たるみ、肌トラブル全てはホルモンの減少から起こるのです！
私は、この時からホルモンというものを意識せざる終えなくなりました。
婦人科で出されるホルモン療法との違い
ホルモン補充療法に使われるホルモンには、
ナチュラルのものと合成のものとがあります。
合成のエストロゲンとプロゲステロン
その当時、私はもし自分に更年期症状のようなものが出ても
ホルモン療法はしないと決めていました。
『ピル』を飲んで苦しんだ経験があったからです。
保険診療で出されるエストロゲンは「プレマリン」というものらしいです。
「妊娠した雌馬の尿」の略だそうです。
そして、その通り妊娠した雌馬の尿を原料に作られています。
その尿の中には、人間にもともとあるホルモンも入っていますが、
馬特有のホルモンも入っているらしく、それが人間の身体の中では代謝がうまくされないということで、副作用が起こることがあるということが本に書いてありました。
個人に合わせた最適な量のホルモンを補充
この療法は40代から60代の方がメインらしいのですが、
最近は30代からされてる方もとても多いそうです。
とにかく興味が湧きました！
仕事で行きましたが自分自身が試してみたくなりましたので血液検査をお願いしました。
結果が出るのに２週間くらいかかりました。
楽しみで、すごく待ち遠しかったです。
案の定、血液検査の結果は悲惨なものでしたが、
”若返りホルモン”と呼ばれる「DHEA」と脳の働きを活性化する「プレグネノロン」を処方されました。
徹夜が続く時は「メラトニン」、
甲状腺ホルモンが下がってきている時は「サイロイド」など、
その時々でプラスして出してもらえます。
このように、
その人の最適レベルまで補充するのが、
『ナチュラルホルモン療法』だそうです。
本気で若返りをとお考えの方は、もっとたくさんのものを処方してもらえると思いますが、
値段的にも高額になってしまうので、私には、これぐらいで十分です。
更年期症状でお悩みの方には、女性ホルモン（エストロゲンとプロゲストロン）が処方してもらえます。
定期的な血液検査
半年に一度血液検査をします。
そこで、今現在の体の状態と補充したホルモンの効果とを確認してもらいます。
そこで数値によっては、補充していたものを減らしたり、他のホルモンが提案されたりします。
この半年に一度の血液検査が面倒だと思われるかもしれませんが、
ベストな状態を保っていられますし、
数種類のサプリメントを摂って美肌、肌の若返りを頑張るくらいなら、効果的かもしれませんね！
続けてきて感じている肌と体の変化
それ以来ずっと続けていますが、
何が良かったかと聞かれたら、
イレーヌ『 元気 』が断然違います！
とまず答えます！
疲れをあまり感じなくなりました。
気分が明るいというか、悩まなくなりましたね。
私には、これが一番大きかったですね。
もちろん万能ではないですから、無理をすれば身体に反応は出ます。（昨年、無理をしすぎて入院してしまいましたが…）
よくないこととしたら、無理ができちゃうということでしょうか…
とにかく、いつも気持ちが明るく前向きになりました。
いろんな所に出かけたくなりますし、いろいろなものに興味が湧きます。
そして、なんか楽しいんです！
以前は、悩むことが多かったのですが、
あまりクヨクヨ悩まなくなりました。
これって大きいですよね！
美肌にも効果は大いにあると思います。
（これが一番嬉しい！！）
トラブルが起きなくなりましたし、
エステなどの効果がすぐに出る肌になったと思います。
私は目が大きい方で、すぐ目の下にクマもできるし、目の下に膨らみが出て気にしていたのですが、
特に何もしていませんが、できなくなりました。
目の充血もなくなりましたし、体もむくまなくなりました。
もちろんスキンケアも正しいお手入れをして頑張っていますが…
正しいお手入れは次の記事を参考にしてください。
ホルモンとそのバランスがすごく大事なんだということを思い知りました。
そこで、次に自分自身でも分泌を高める方法をご紹介します。
ホルモン分泌を高める方法
ここでは、特に若さを保つためのホルモンの分泌を高める方法をお伝えします。
メラトニンホルモン
メラトニンホルモンは、強力な抗酸化力があります。
ビタミンEやビタミンCを上回るとも言われています。
夜９時頃から分泌が増加して、真夜中、深く眠っている状態に一番分泌されます。
ですから、遅くても午前０時までには就寝しているといいと思います。
成長ホルモン
疲労回復、傷の治りが早かったり、肌のターンオーバー、気力の向上や脂肪量の減少などに関わってきます。
成長ホルモンスプレーや注射などを出しているクリニックもあります。
以前スプレーを使用したことがありますが、
走っても息切れがあまりしなくなったり、肌はピカピカだったりととても効果を感じていました。
ですが、成長ホルモンはやはり高額です。
なかなか続けるのは困難です。
ですから、自分で分泌を促す方法をオススメします！
成長ホルモンも睡眠中に分泌されます。
成長ホルモンはメラトニンによっても分泌が促されるので、メラトニンが分泌されている真夜中に深い眠りに入っているようにしましょう。
そして、運動した時（特に加圧トレーニング）、空腹状態の時も多く分泌されるそうです。
若返りホルモンです！
今日から早く寝て、運動を心がけましょう！
体に無理のない程度に、少し空腹の時間を心がけてみましょう！
女性ホルモン
女性ホルモンは女性の美と健康に関わる重要なホルモンです。
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするそうです。
大豆アレルギーや医師の指示が特にない方は、
豆乳や納豆を毎日とるように心がけましょう！
時間は夜にとるほうがいいらしいです。
そして、とても効果がある分、大量にとってはいけません。
お豆腐なら半丁、納豆なら１パックほどで十分ということです。
今はエクオールという成分を直接サプリで摂ることもできるようになりましたね。
エクオールはオススメです！
テストステロン
テストステロンは男性ホルモンとして知られていますが女性にも必要なホルモンです。
若返りホルモンではありませんが、覚えておくととても役に立つ情報があります！
肩甲骨を寄せて胸を張る動作を２分くらい繰り返し行います。
するとしばらくするとテストステロンの分泌が増えて、やる気が出てくるそうです！
不安も解消されます！
医師の元で補充すると
コラーゲンが増加しシワが減る美肌効果が期待できるそうですが、自分自身で少しでも分泌を高めて効果にあやかりたいですよね！
これはすぐにでもできるのでおすすめです！
まとめです
「ナチュラルホルモン」は
人間の身体にもともと存在するホルモンと化学的に全く同じホルモン、
身体にとってナチュラルなホルモンです。
きちんと医師のもとで処方され、適切な量を補充すれば、
若返りの他に、癌や心臓病のリスクまで減らせる効果があるそうです。
シワ、たるみ、肌トラブルはホルモンの減少からも起こります。
抗酸化力の強い「メラトニン」、若返りの「成長ホルモン」は、夜中に最も分泌されますので、遅くても午前0時前には寝るようにしましょう！
「女性ホルモン」に似た働きをするイソフラボンは
毎日適量摂るように心がけましょう。
肩甲骨を寄せて胸を張ると「テストステロン」の分泌がアップして、不安が解消し、やる気が出てきますよ！
