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敏感肌だという自覚がある人が増えているそうです。
前の時代の女性達も私達と同じ肌の生理機能だったのに、現代の方がトラブルが多い原因は、
私達を取り巻く環境の複雑さからのストレスももちろんありますが、
残念ながら、化粧品の使用にもあるのかなと思っています。
今回は、大人になって化粧品を使い出してから敏感肌になったという方のために、
今、こんなにも敏感で、この先どうなるのかとのお悩みに、
「 駆け込み寺的スキンケア 」を紹介したいと思います。
ですが、スキンケアだけでは、解決しないのが大人の敏感肌ですので、
肌の扱い方とインナーケア、スキンケアの選び方で自分の肌機能低下を防ぎ、敏感な状態から、安定した健康な肌にしていきましょう。
それでははじめます。
- 大人になってから敏感肌になった、年齢を重ねるごとにますます敏感肌になる理由
- 敏感肌用のスキンケアを使用しても効果を感じられないわけとは
- 敏感肌のスキンケアの選び方で注意しなければいけないこと
- 敏感な時でも安心して使用できる駆け込み寺的スキンケア
大人になって敏感肌になった原因
化粧品の使用
子供の頃は何もなかったけど、成人して、スキンケアを使い出し、メイクをするようになってからトラブルが出てきたという人がたくさんいます。
使い始めって、本当はスキンケアなんてしなくても全然平気だったのに、メイクするから必要と言われ、クレンジングからスキンケア一式を買って使い出しましたよね。
そのうち、「 化粧水、クリームつけないなんてありえない。 」なんて思うほど、スキンケアに頼るようになってしまったと思います。
ほとんどの女性が皆同じ道を歩んでいますから仕方ないのですが、
まだ若く、正しいスキンケアの知識もないですし、肌が若いので、雑に扱っても平気だったことが多かったと思います。
まずはここらへんが、大人になって敏感肌になっていく原因のはじめの一歩です。
そして、25歳を過ぎた頃から、ホルモンバランスや、必要以上の油分の多いクリーム、次々出てくる話題の化粧品の使用などにより、以前よりも乾燥や、肌の不具合を感じだし、化粧品を次々変えていくようになります。
メイク用品も以前よりも多く使用するようになっていきますよね。
女性として、綺麗でいたいという欲求が増えてきますし、実際とても綺麗ですものね!
毛穴パック、剥がすタイプのフェイスパックをしてみたり、ピーリングや美容クリニックでレーザーを受けたりする人も出てくると思います。
肌をいじりすぎるようになるんですよね。
このあたりから、赤み、色むらやシミなどが気になって素顔で人前に出られなくなっていく…
そして、「 私はもしかしたら敏感肌かもしれない… 」と思うようになっていきます。
バリア機能が低下し出して、いい時と悪い時と不安定な肌になっていると思います。
私も全く同じ道を歩んできて、敏感肌になってしまったのでよくわかります。
加齢
そして、そんな肌状態に加齢の影響で、肌も薄くなり、保湿する能力も下がってきますから、ますます敏感肌になっていきます。
慌てて、保湿のために油分の多いクリームを使ってみたり、次々スキンケアを変えていくので肌が疲れてしまい、ますます不安定な肌になっていく…これが大人敏感肌です。
これまでの流れが、子供の時は普通に過ごせていて、特別アレルギー体質でもないのに、化粧品を使い出した大人になって敏感肌になってしまった過程です。
肌のバリア機能の低下が続いていますから、少しの環境の変化でも敏感に肌に現れるようになります。
季節性や、温度差などの環境変化、ストレス、食べ物などの原因がプラスされている方も多いと思います。
アレルギーの可能性が考えられる場合は、クリニックでアレルギーの検査を受けることをお勧めします。
敏感肌ってどういう状態?
敏感肌とは、皮膚のバリア機能が低下している状態をいうことが多いです。
明確な定義はないということですが、私達は経験上なんとなくわかりますよね。
化粧水がしみる、かゆくなる、乾燥がひどい、ヒリヒリしたり赤くほてってくる…
化粧品の中の成分に反応を起こしている場合もあります。
- 肌の乾燥
バリア機能の低下により、肌が乾燥します。
潤いを蓄積するセラミドの不足により乾燥した肌に、強い化粧品の使用(人によっては、添加物の影響)で、肌がヒリヒリしたり、つっぱったりします。
バリア機能の低下から、花粉や紫外線などのダメージを受けやすくなります。
- 肌の赤み
摩擦などの刺激、合わない化粧品の使用により、炎症を起こします。
- ニキビやぶつぶつ
洗い過ぎなど、バリア機能の低下と乾燥から皮脂分泌量が過剰になったことが原因です。
大人の敏感肌とうまく付き合う方法
敏感肌用の化粧品を使っているけど、効果を感じないという方が多いと思います。
なぜかというと、大人の敏感肌は、スキンケアを変えただけでは足りないのです。
特別敏感肌ではなかったという女性も、実は、年齢を重ねていくうちに、敏感肌のような症状で悩む方が多くなっていきます。
若い時から敏感肌だったけど、ますます合う化粧品がなくなってきたと思っている方も原因は、
加齢によって皮脂の分泌量が低下したからです。
重要なポイントです!
敏感肌用の化粧品を使用しても効果を感じない理由は、
体の中から起こっている肌の変化をスキンケアだけではカバーできないからです。
ですから、30歳代になったら、外側からのケアだけでなく、インナーケアで潤いを補給することをおすすめします。
そして40歳代になったら、ホルモンバランスの乱れなどから、肌に変化が起こりやすくなりますので、
女性に不足しがちな成分を意識的に摂る生活を送っていただきたいと思います。
肌と身体をやさしく労って、大事に扱うことが、上手に付き合う方法です。
敏感な状態から安定した肌にする方法
肌の扱い方
ポイント
- とにかく触らない
- マッサージしない
- 髪が顔に触れないようにする
- 毛の抜けない、表面がツルツルした繊維の洋服を着用する
- 洗顔し過ぎない
- 夜メイクを落としてから寝る
- 朝洗顔に拭き取りシートを使用しない
- 拭き取り化粧水のコットン使用にも注意
とにかく擦らないことです!
雑に適当には扱わないでください。
スキンケア以外は触らないくらいの意識で、なるべく触れないことが1番です。
髪につけているヘアケア剤や汚れからも、刺激になります。
毛が抜けるセーターなどの着用も控えて、なるべく表面がツルツルしている繊維の着用をおすすめします。
シルクに限らず、ツルツルしていれば、肌の摩擦が軽減できますし、顔に繊維がついて痒くなることが軽減されます。
マッサージはしない方がいいですよ。
摩擦は禁物ですし、押したり、強い力で皮膚を上げ下げを毎日していると、いずれ肌と顔の感じも変わってしまいます。
夜はメイクを落として洗顔料を使用して洗顔をしますが、
朝の洗顔に関しては、
自分の肌に合っているならば、どちらでも大丈夫です。
お使いのスキンケアによっても違いますから、どちらが正解とかはないと思います。
敏感肌には摩擦になります。
重要なポイントは、余計に皮脂を取り過ぎない、摩擦しないようにすることです。
インナーケア
ポイント
- 偏らない、バランスの良い食事を摂る(和食がお肌におすすめです。)
- ビタミンや鉄分の摂取を意識する
- 女性に不足しがちな成分を意識的に摂る(食事・サプリなど)
- 身体を温める
女性は生理があるため、鉄分が不足しがちといわれますよね。
鉄分不足はかぶれやすくなったり、肌の抵抗力が弱くなると言われています。
そして、肌に効果があるビタミン類も積極的に摂りましょう。ビタミンAは肌を強化するなど、ビタミンにはそれぞれもたらしてくれる効果がたくさんありますが、
市販のビタミンのサプリを多く摂り過ぎるよりも、毎日の食事からしっかりバランスよく摂ることのほうが、これから先の体にはいいと思います。
最近は、エクオールの摂取をクリニックでもすすめられることが多くなりましたが、
エストロゲンの急激な減少を防いだり、足りないエストロゲンの役目を果たしてくれたりと、とても女性にとって力強い味方になってくれるということですので、肌への影響はとてもあると思います。
ですが、大豆アレルギーの方や摂取できない年齢や条件もありますから、心配な方は医師に相談するようにしましょう。
健康な肌やからだ作りを支えてくれるインナーケアをとり入れてみてくだい。
キレイのリズムが整って、体の調子、肌の調子が変わってくると思いますよ!
私の尊敬するドクターからよく言われることで、自分でももっともだと思うことなのですが、
女性にとって「 調子がいい! 」と「 気持ちがいい !」はとても大切だそうです。
ですから、使うスキンケアも、自分に合った、感触が好きな、気持ちがいいと思うものを使うことを、特におすすめしています!
スキンケアの選び方
敏感肌のスキンケアの選び方の注意点
しっかり、成分表示を見て、選択し、判断して使用してください。
- オーガニック化粧品
自然由来の植物エキス成分を含有しています。
化学的な成分を全く、もしくはメーカーによってはごく少量のみを使用して製品が作られていますが、
花粉症など、植物に対してアレルギーがある人は、反応が出てしまいますから含有成分の確認は絶対にしなければいけません。
自然で安全なイメージがありますが、使う側がしっかり選択と判断をして使用しないといけません。
イメージだけで安易に手を出すことはやめましょう。
しっかり調べてから使用を考えてください。
- 無添加化粧品
石油系合成界面活性剤、パラベンなどの防腐剤、合成香料や着色料、鉱物油、アルコールなどが配合されていない化粧品を一般的に言いますが、定義が曖昧で、メーカーによって、無添加を特定している成分に違いがあります。
無添加だからといって、誰に対しても肌に優しい、安全とは限らないので、これも、使う側が自分にとってどうなのかをしっかり調べて、判断しなくてはいけません。
アレルギーに関しては、難しい問題ですから、自分で以前に反応があったと思われるものは、排除していくことが大事です。
敏感肌だから無添加化粧品をと思い込むことはやめましょう!
敏感肌の「 駆け込み寺的スキンケア 」はこれです!
ポイント
- 成分がシンプルで、低刺激の製品を選ぶようにしましょう。
- 使うアイテム数は少ない方がいいです。
駆け込み寺的スキンケアとして、「 アクセーヌ 」のADシリーズをおすすめします。
「 アクセーヌ 」は化粧品アレルギーを二度とくり返さないための理論を皮膚科専門医と共同研究したことからスタートした化粧品ブランドだそうです。
数ある敏感肌用のブランドで、アクセーヌを紹介する理由は、
敏感肌やアトピー、人前に出られないほどの肌のあざなどに対して、昔から本当に研究熱心に取り組んでいるブランドだからです。
私にとってもずっと駆け込み寺的存在です。
肌がピリピリするなどの症状はバリア機能が低下して起こります。
シンプルな敏感肌用のスキンケアは、たるみや美白に効果ないからと敬遠してしまう方がいますが、
本来、化粧品でたるみは治せませんし、美白も、自分の本来の肌以上に白く(明るく)はなりませんから、
むしろ、しっかり、保湿ができて、肌あれなどの症状が出ずに、安定した肌になった方が、ハリも出て、キメが整い、結果肌も明るく見えるようになります。
まずは、トライアルセットでためしてみてください。
本当にシンプルな処方のスキンケアを使用すると、安堵感を感じて、気持ちが落ち着きますよ。
私は、洗顔後に水分が残っている状態で、化粧水を手に取ってつけます。
顔についている水分で化粧水が薄まる感じがありますが、また、その上に化粧水を手に取って重ね付けします。
そして、まだ肌が乾いてない状態で美容液をスゥーと軽いタッチでのばします。
本当に肌が敏感の時は、このくらいの方が肌に刺激がなくスキンケアをつけられるんです。
女性はスキンケアとずっとつき合っていかなければいけません。
長い人生の中で、必ずと言っていいほど、ほとんどの方に肌トラブルが出てきます。
その時に戻れる、駆け込むことができるスキンケアを持っておくことは、とても心強いですよ。
そして、そのスキンケアは、いつでも手に入れられることができるように、安定した化粧品会社の製品から選んでおくのが理想的です。
とにかくみずみずしい肌をという方には、モイストバランスジェルがおすすめです。
これは潤いますよ〜!
肌をいじり過ぎからの敏感肌さんへのポイント
優しく擦らずにスキンケアを行い、低刺激のスキンケアで健康な肌機能を取り戻せれば、悩みは解決できます。
自分に合わない成分は避けて、化粧品を選びましょう。
必要以上のお手入れはしないでください。
安定するまでは、化粧水と乳液(クリーム)だけ、もしくは、化粧水と美容液またはジェルだけで十分の方はそれだけでお手入れをしてみてください。
剥がすタイプのパックや角質を取り去るケアはしないでください。
日焼け止めもファンデもクレンジングが必要ないものを使用した方が早く良くなる人が多いと思います。
敏感肌の原因が他にない場合は、このお手入れで肌は安定してくると思います。
オールインワンもいいと思います。滑りがいいせいかマッサージをしながらつける方が多いので、バリア機能の改善ができませんから、付け方には注意してください。
加齢からくる敏感肌さんへのポイント
皮膚も薄くなり、皮脂が少なくなって、自分で保湿する力が弱くなりバリア機能が低下していますから、
高保湿、低刺激のスキンケアにインナーケアをプラスして、肌機能の回復に努めてください。
精神的なものや、不安な気持ちが肌に反映されてしまいますので、ゆったり過ごす時間が肌にも体にも必要です。
泣きたいくらい敏感になっている時…
どうしていいかわからないくらいに敏感な状態の時ってありますよね。
なぜそのようになったのかを特定しなくてはいけません。
アレルギーなどからきている場合はクリニックに行くようにしてください。
間違ったスキンケアからの場合は以下の方法を行い、
正しいケアとバリア機能が回復してくるまでの時間が必要になります。
洗顔は絶対肌に触れないように優しい洗顔料で泡で洗いましょう。
肌に泡を置く時間も長くおいてはいけません。
室内にいて、日焼け止め、ファンデーションの使用がない時は、ぬるま湯だけで洗顔するのもいいと思います。
普段は簡単に落ちる日焼け止めやファンデーションにしましょう。
帰宅後、すぐにメイクを落としたり、肌呼吸を妨げないファンデーションにするなどの工夫をしてみましょう。
ここすごく大事です!
洗顔後に、タオルで拭く時は、絶対に擦らずに、水分をタオルで吸い取るイメージで、
洗顔後にタオルを使わずに、水分がついたまま化粧水をつけてもいいです。
その場合は化粧水を重ね付けをしてください。
美容液や乳液をつける方は、化粧水で濡れている状態で、肌の上を滑らすようにつけていくと摩擦が抑えられます。
そのまま肌を乾かして、もう触らない。
これをしばらく続けて、状態が良くなったら、通常の付け方でも大丈夫になると思いますよ。
とても症状がひどく出ている時は、乳液状や柔らかいジェル状のものにした方がいいです。
クリームでも、そのような感触のものがたくさんあります。
肌はとても優秀で、自ら治ろうとする働きがありますから、
やさしく扱って、肌のバリア機能が回復するのを待ちましょう。
低刺激で保湿ができるスキンケアを使用し、バランスの良い食事(刺激物などはNG)を摂りましょう。
とても乾燥がひどい場合は、お風呂の後の乾燥にも気をつけましょう。
入浴後の「過乾燥」という状態から、肌に刺激を感じる方もいます。
敏感肌でも使用できて、保湿のできる入浴剤の使用もいいと思います。
血流が悪いと細胞の働きも良くないということですから、刺激のないお風呂のお湯に浸かり、体を温め、血流を良くしておきましょう。
何よりも一番は質の良い睡眠です!
睡眠なくして肌は良くなりません。
まとめです
大人になって敏感肌になった方には、過度な化粧品の使用や、お肌のいじりすぎが原因で起こっている場合が多いです。
歳を重ねるごとに敏感肌の症状が強く出てくる理由は、加齢からの肌機能が低下したことと、スキンケアをコロコロ変えて肌が疲れてしまっていることが考えられます。
肌の扱い方、インナーケアやバランスの良い食事、敏感肌用の化粧品の利用で、肌機能の低下を防ぎましょう。
駆け込み寺的スキンケアのアクセーヌのADシリーズは、ひどい敏感症状の肌にも安心して使用できますよ!