「高い化粧品」って、本当にいいの？　高級化粧品の効果と値段の関係

お越しいただきありがとうございます。

最近では、何万円、時には何十万円の高級クリームが普通に出ていますね。

確かに、今は見た目年齢がわからないほど若々しい方が増えています。

私が子供の頃は、40代や50代の女性といえば、「すごく年上のおばさん」というイメージでしたが、今ではその印象が大きく変わりました。

現在では、実年齢より10歳、20歳も若く見える方もたくさんいます。

その背景には、化粧品の進化も大きく影響していると思います。

今回は、化粧品の効果と値段の関係、そして化粧品をどのように選べばいいのかについてお話します。

高級化粧品の購入を検討中の方、購入のタイミングで迷っている方に、ぜひ参考にしていただければと思っています。

それでははじめます。

高級化粧品について

なぜ高級化粧品はそんなに高いのか

化粧品の価格は次にあげる４つの内容で変わっていきます。

各化粧品会社は新技術を取り入れたり、新成分・話題の成分を使用し、使用感をよりよくするために日々研究をしています。

高価格帯の化粧品には、高い成分を配合していたり、容器のデザインに凝っていたりしますが、

その高価な原料をどのくらい入れているかは化粧品会社の方針で決められます。

高保湿でしっとり感があるのにべとつかないなど、低価格帯の化粧品には入っていない特徴のある原料をいろいろ使うことができますから、

使用感はとてもいい感じになっています。

価格帯によって使用感の違いが出るのは事実ですが、効果に違いがあるのかは正直難しいところです。

私も仕事柄、話題のブランドの高額クリームを何個も使いました。

サンプル程度ではなく、一つの容器を最後まで使って経過をみてみましたが、

期待していた効果が本当にあったのかは分かりませんでした。

確かに使用感は、それぞれ素晴らしいですし、

いい匂いで気分は上がります。

ただ、容器が底上げで異常に大きかったり、

クリームをとるスパチュラが立派すぎたり…

もちろん中には素晴らしいなと思ったものもありましたが…

年齢より若く、綺麗な人が多いわけ

昔より若く見える人が多かったり、綺麗な人が多い要因のひとつには化粧品の効果も挙げられますが、

自由な感覚で自分を表現している方がとても多いですよね。

私は今、個人のお客様に対しての美容コンサルタントをしていますが、

みなさん、素直に

綺麗で若くいたいから！

と努力をしていらっしゃいます。

私は整形手術、プチ整形をオススメしない派ですので、

化粧品と内面美容のおすすめを紹介し、体の歪みの改善もおすすめしていますが、

実際みなさん心身ともにとてもお若いです。

女性は元気でパワフルなら

高い化粧品は意味がない？

では、高い化粧品は全く意味ないのかというと、そんなことはありません。

まず化粧品の目的から見ていきましょう。

化粧品の目的

化粧品の目的には、肌を整えること、代謝をサポートすることの他に、精神的な豊かさをもたらすという重要な役割もあります。

例えば、うっとりするような美しいデザインの容器や、心地よいテクスチャー、気分が高揚するような香り…

これらは、女性としての喜びや自信を引き出してくれる特別な体験を与えてくれます。

高級化粧品には、肌への高機能な効果だけでなく、特に「女性としての喜び」や「心地良さ」を提供する役割も大きいと言えます。

そのため、心が満たされることで、肌に良い影響を与えてくれることは確かです。

高い化粧品いつから使うべき？

年代は関係ないと思います。

「40代だからそろそろ高い化粧品を使わないとダメかも…」という話をよく聞きますよね。

確かに、35歳くらいから、女性はホルモンバランスの変化によって、肌の調子がこれまでとは変わってきます。

例えば、乾燥を感じるようになったり、肌トラブルを感じることも多くなると思います。

ですが、だからといって高い化粧品が必要かと言われたら、全くそんなことはありません。

また、20代でも高い化粧品を使うこと自体は問題ありませんが、

高保湿や高機能な成分が、肌の状態によっては逆効果になってしまう場合もありますから注意が必要です。

化粧品の選び方

がんばって高い化粧品を使うべきか？

高価な化粧品じゃなくても、適切な正しいお手入れで効果は十分あります！

今お使いの化粧品、もしくは一般価格の化粧品で十分効果は発揮できます！

目指している肌を意識して化粧品を選ぶ

化粧品の購入の際は効果や宣伝、口コミだけではなく、

使い続けられるかどうか、ご自分が目指している肌はどのようなものなのかを考えて選んでください。

海外などで販売されている低価格の粗悪なもの以外、日本で発売されている化粧品でしたら、正しいお手入れの仕方で結果は出てきます。

何を使っていいかわからなくなってしまった場合

必ずどんな高価な化粧品を使っていても、

肌がその使用感に慣れてしまって、また他のものを望んでいくことになります。

その繰り返しをしていくのも悪くはないのですが、

どこかでそれに疲れて立ち止まってしまい、

何を使っていいかわからないと悩んでしまう時が来る場合があります。

そんな時は一回、高い効果が期待できると謳っているスキンケア類ではなく、

それからまた、これからどのように肌と付き合っていくか考えて、

スキンケアをもう一度吟味してみてはいかがでしょうか。

化粧品の効果を出す方法

正しいスキンケアに徹する

高級化粧品の使用を考える前に

正しいスキンケアの方法を身につけましょう！

どんなスキンケアも正しいお手入れなしでは効果は出てきません。

洗顔

細かい泡で、肌に指が触れないように

泡の弾力で優しく洗顔します。

洗顔後のタオルの使い方が重要です！

洗顔後にタオルを使用する場合は、

決して擦らずに、

水分を優しく抑える程度にしましょう！

化粧水

手のひらにとり、優しく両手で手のひらの化粧水を潰すように広げて、顔においていきましょう！

この時の注意点は、

化粧水をギューっと押しつけないことです。

全体につけ終わりましたら、重ね付けをしていくと乾燥を防げます。

化粧水は、肌に水分が残っている状態でつけることをおすすめします。

洗顔後にタオルで拭かずに、

水滴の残った状態のまま化粧水をつけても大丈夫です。

美容液・乳液

化粧水をつけて、まだ肌が湿っている状態で、

顔の上に点置きしていき、

優しく肌の上を滑るように伸ばします。

適量を両手のひらに広げて、優しく顔全体に押さえるようにつけてもいいです。

クリーム

これまでつけたアイテムが、ある程度馴染んだ状態で、

優しく擦らないように肌に伸ばすか、両手に広げて手のひらで覆うように置いていきます。

擦って、バリア機能を自ら壊して、

乾燥やトラブルを起こしてしまっている方がとても多いです。

自分に合うスキンケアとは

スキンケアは、値段やブランドよりも、

自分に合うものが一番です。

もっと言えば、自分が気持ちいいと思うものがいいのです。

敏感肌の方が高機能のクリームを使用した場合は、トラブルの原因になる可能性もあります。

フェイスラインのたるみを気にして、たるみにアプローチしてくれる高価格のクリームを使ったとしても、ハリは感じられるかもしれませんが、ご自身が望むような効果を本当には実感できない可能性もあります。

本来スキンケアは、自分の持っている肌の機能を補う、もしくは促進を手助けすることしかできません。

自分自身の肌に備わっている機能で美肌にしていくしかないのです！

高価格帯が誰に対しても効果があるわけではありません。

ご褒美には「あり」です！

高級化粧品には、そのラグジュアリーさから、女性の心をときめかせる特別な魅力があります。

心と肌はつながっていますから、高級化粧品を使うことで気分が上がり、結果的に肌にも良い影響をもたらすことは非常にあると思います。

ですから、「自分へのご褒美」としては高級化粧品も大いに「あり」だと思います！

特に敏感な状態でもなく、その価格帯が負担に感じないタイミングであれば、

高級化粧品の持つプラスの効果を確実に実感できます。

気分が向上し、自信が持てるようになるなら、それは化粧品以上の価値を持つものです。

自信を持つことが、女性の美しさを引き出す最大の秘訣です！

まとめです