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毎日何気なく使っている化粧水ですが、
実は、使い方とタイミングで効果に大きな違いが出てきます。
特に、乾燥に関しては顕著に出ます!
クレンジングや洗顔にも注意が必要ですが、
今回は、みなさんが大好きな化粧水に注目して、
間違った使い方とタイミングを正して、乾燥しない肌を取り戻しましょう!
洗顔後の化粧水をつけるまでに時間が空いてしまうほど乾燥肌を招きやすくなります。
化粧水の付け方によって、同じ量をつけても結果が変わってしまいます。
乾燥やトラブルが起きない肌になるための、効果的な化粧水の付け方を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
化粧水を使った裏技的パック方法もお話ししますのでお楽しみにしていてくださいね。
- 効果的な化粧水の使い方と正しいタイミング
- 薄めた化粧水を使った日中の乾燥予防と美肌ケア
化粧水の使い方とタイミング
みんな大好き化粧水
みなさんは化粧水をどのように選んでいますか?
化粧水には種類があります。
目的によって選ばないと効果どころか、トラブルの原因にもなってしまいます。
化粧水の基本的な役割と種類を説明します。
化粧水の役割
水分を与え、柔らかくして(種類によっては引き締め)
私たちの肌をなめらかに、健やか整えてくれます。
そして、その後のスキンケアのなじみをよくしてくれます。
化粧水の種類
- 柔軟化粧水
- 収れん化粧水
- ふきとり化粧水
の3種類の化粧水があります。
- 柔軟化粧水
-
水分補給し潤いを保ちます。
一般的に化粧水と言ったらこちらを指します。
- 収れん化粧水
-
引き締め作用や皮脂分泌抑制作用がある化粧水です。
「トーニングローション」「アストリンゼン」と呼ばれます。
化粧崩れ、毛穴落ち、ベタつきなどの肌状態の方に適しています。
- ふきとり化粧水
-
肌表面の古い角質や汚れを拭き取るために使用します。
アルコールが多く含まれている場合があります。
普通の化粧水の前に使用します。敏感肌の方にはおすすめできません。
化粧水は目的と肌質に応じて選ぶことがとても大切です!
今回は乾燥を防ぎ保湿を目的に使用するので、
柔軟化粧水の使い方とタイミングに関して詳しくお話ししていきます。
化粧水の使い方とタイミングのポイント
※一般的な化粧水を使用する場合の推奨ですので、特別なケアのラインの化粧水や表記などがある場合はその表記に従ってください。
ポイント1 洗顔後はタオルを使わない!?
洗顔した後、もしくはお風呂に入ったあとに、
特に敏感肌の方は、
できれば、顔はタオルを使わないことがポイントです!
水滴が垂れてくる顎周りなどはタオルで優しく水分を抑えても構いません。
え? タオルで顔拭かないの?
このタオルで顔を拭くことで
角質を剥がしてしまっている人がとても多いのです。
初めて聞くとびっくりしますが、
角質を痛めないための方法の一つですので、
抵抗があれば、顔全体をタオルでやさしく水滴を抑えるようにしてください。
きちんとお手入れしてるのにトラブルが続く方は
案外この時点で毎日のようにバリア機能を破壊していて、
乾燥やニキビなどのトラブルの原因を作っていることがあります。
ポイント2 肌に水分が残っている状態で化粧水をつけること!
朝の洗顔、夜お風呂に入った後、どちらとも
時間を空けずに、肌に水分が残っている状態で化粧水をつけてください。
タオルを使わなかった場合は
顔が濡れている状態のまま化粧水をつけていただいて大丈夫です!
(もちろん自然に表面が乾いてしまっている状態でも大丈夫ですよ。わざわざ顔を濡らす必要はないです。)
特に、お風呂から上がった後は、体温が上昇しているため水分が蒸発して乾燥状態にあります。
そのままにしておくとバリア機能が低下して肌状態をダメにしてしまいます。
本当でしたらすぐにでもつけていただきたいのです。
肌が乾燥する時期は、汗だくになる程お風呂に入るのは控えましょう。
体をしっかり温めることはとても重要ですが、
出た後に、しばらく汗が引かないほどの長湯は
肌的にはあまりおすすめできません。(…たまにはいいですよ!)
余計乾燥肌にしてしまう可能性があります…
よく体を温めて、心地よいくらいの時間にしましょう!
ポイント3 スプレーボトルに入れた化粧水を用意しておく!
お風呂に入った後、スキンケアを自室でされる方も多いと思いますが、
移動などで時間が空いてしまいますよね。
そういう時はスプレーボトルに入った化粧水をお勧めします!
ご自分の使用されてる化粧水をスプレーボトルに入れてもいいです!
お風呂から上がったら、まず水滴が残っている状態で化粧水をスプレー
(これだけで断然肌が変わってきますよ!)
お部屋に移動していつもの化粧水からのお手入れをしてください。
(その間、スプレーを2〜3回していただいてもより効果的だと思います。)
乾燥の時期は、化粧水をいつもよりも少し多めに使っても大丈夫です!
化粧水の付け方のポイント!
化粧水は押し込まないように優しく手でつけてください。
乾燥の時期は、化粧水を2〜3回(サッパリ系の化粧水の場合は5〜6回でもいいでしょう)重ね付けしましょう!
スプレーを何度かしているようであれば、
その状態のまま美容液や乳液のお手入れに入っていいと思います。
この時も化粧水が肌に残っている状態、
完全に乾いてない状態で、優しく肌の上を滑るように美容液や乳液をつけましょう!
要は肌に摩擦をかけないことが大事なのです!
クリームは種類にもよりますが、
多少肌につけたアイテムが馴染んでから、優しく両手で包み込むようにつけてください。
乾燥を感じる肌状態はとてもデリケートになっています。
タオルで擦ったり、コットンで擦ったりが、
何よりもトラブルの元になります。
そして水分が残っている状態で化粧水をつけることが、
乾燥肌の改善にはとても効果があります。
化粧水を使った簡単リフレッシュパック
リフレッシュ・ローションスプレーパック
ローションパックはシートやコットンを使った、10分ほどの限られた時間内で行うパックですが、
ローションスプレーパックは
一日中、何か作業している間も簡単に好きなだけケアができる方法です。
これは、1日家にいる日などに試していただきたいことですが、
ご自分の使っている化粧水(保湿力が高いものがおすすめ)を5~10倍の水道水で薄めたものを
(乾燥が気になる時は濃いめがいいです)
スプレーボトルに入れて、時々顔にスプレーします。
ポタポタ水滴が落ちるほどスプレーしてはダメです。
気持ちいいと思うくらいの1~2回のスプレーを乾いたらまたシュー!っと、
一日中好きな時にしてみてください。
お顔に付着した水分は体温で急速に蒸発して気化熱が発生します。気化熱の働きで、お肌はクールダウンし、炎症を抑えキメが整います。
ただし、この水道水で薄めたものは必ずその日のうちに使ってください。
防腐剤が入っていないので、保存はできません。
スプレーも優しく綺麗に広がるようなスプレーノズルを使ってください。
私は暇さえあれば、
メイクの上から一日中シューっとスプレーを顔にかけています。
メイクは多少は落ちてしまいますが、スプレーするたびにリフレッシュされて、しっとり感は一日中続きますよ!
何より肌のキメが整ってだんだん綺麗になっていくので、1日家にいる日は必ずしています。
乾燥を感じるようであれば、
たまに薄めていない化粧水のスプレーを顔にかけてあげてもいいと思います。
これでは化粧水をたくさん使うからもったいないと思われますよね?
スプレーに使う化粧水は高額なものでなくていいです。
もし、シリーズでスキンケアを使っていて、
化粧水も高額な場合は、
スプレーする化粧水をリーズナブルなものにしてみるのもいいと思います。
同じメーカーまたはブランドのものでしたらBAさんに相談して価格が低めのものを選んでもらうこともできますね。
また、他のメーカーのものでも敏感肌でも使える化粧水で、
余計な成分が入ってなくて保湿ができるようなもの(これでしたらお使いのスキンケアの成分とケンカしないと思います。)をスプレーに使うなど、
自分なりに工夫すると楽しいですよ!
まとめです。
化粧水の効果的な使い方とタイミングで乾燥肌は改善できます。
タオルで顔を拭いていることで
バリア機能を低下させ
乾燥やニキビの原因を作っていることが多くあります。
肌の水分が残っている状態で化粧水をつける習慣をつけましょう!
スプレーボトルに入れた化粧水を用意して
洗顔や、お風呂の後などにすぐにスプレーしておくだけで、
肌状態が改善していきます。