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イレーヌ
ネイルサロンの経営、化粧品コンサルタントの経験から

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スキンケアしない方がいいの?そのメリットとデメリットを徹底解説!

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並んだスキンケアのボトルの横に肌のきれいな女性、中央に「スキンケアしない方がいい?」のタイトル文字

お越しいただきありがとうございます。

世の中にはスキンケアに関する情報が溢れていますが、

「実はスキンケアはしない方がいい」という意見を耳にしたことはありませんか?

また、「スキンケアをしない方が肌の調子がいい」という声も聞くことがあります。

スキンケア製品を使いすぎることが肌に悪影響を与える可能性もありますが、

スキンケアを完全にやめるべきなのでしょうか?

今回は、スキンケアをしない選択によるメリットとデメリットをわかりやすく解説し、どんな人がどの程度スキンケアをするべきなのかについても探っていきます。

ぜひ参考にしてみてください!

それでははじめます。

この記事でわかること
  • スキンケアをしない方がいいと言われる理由とは
  • スキンケアをしないメリットとデメリット
  • ミニマムケアとは
  • スキンケアをしない方がいい人ってどんな人?
目次

スキンケアはしない方がいいと言われる理由

ドクターズコスメ製品

スキンケアをしない方がいいと言われる理由は次に挙げる3つです。

  • 本来誰にでも備わっている肌機能を邪魔してしまう可能性がある
  • スキンケアによって肌に触れる回数が増え、摩擦が原因でバリア機能が低下する
  • 化粧品に含まれる化学物質によって、慢性的な炎症を起こす可能性がある

これらの意見がどの程度真実なのかを理解するために、「皮膚の働き」と「スキンケアの基礎」を見ていきましょう。

皮膚の働きを理解しましょう

皮膚には、次に挙げる8つの働きがあります。

  1. 保護作用 
  2. 保湿作用
  3. 感覚作用
  4. 体温調節作用
  5. 分泌・排泄 
  6. 貯蔵作用
  7. ビタミンD生成作用
  8. 吸収作用

簡単に説明すると、

まず、外部からの物理的や科学的な刺激から肌を保護し、

菌の侵入繁殖を防ぎ、紫外線から保護する働きがあります。

そして、体外からの水分の侵入を防ぎ、また、体内の水分を逃さない構造になっています。

その他、痛みなどの感覚を感じたり、体温を常に一定に保つ

皮脂の分泌から皮脂膜を作り、肌に潤いとなめらかさを与えます。

外部の刺激から守るために脂肪を蓄え、骨の形成のためにビタミンDを活性化します。

スキンケア基礎知識

スキンケアに重要な表皮とは

表皮とは、皮膚の最も外側で、スキンケアにおいて重要な部分です。

皮膚の表皮の断面図

角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの層があります。

皮膚は外界から不必要なものを体内へ入れない働きをします。

お風呂に入っても、お風呂のお湯が体内に入りませんよね?

これは、角質層のすぐ下に、バリアゾーンがあり、体外から水分を入れない、体内の水分も逃さないように働いているのです。

お風呂に入った時に指の表面がふにゃふにゃになっているのをみたことがあると思いますが、角質層とはこの部分を言います。

角質層は水分保持機能やバリア機能をつかさどっていて、とても重要な部分です。

この角質層がなくなると、外界から保護されなくなり、24時間以内に生命活動が維持できなくなると言われています。

スキンケアをする目的とは

ワッツ

スキンケアって保湿することでしょ?

もちろん保湿もしてくれますが、

スキンケアの一番の目的は、

「バリア機能」を補うことで、ダメージを与える要因から守ることです。

バリア機能とは、皮膚が本来持つ機能で、

外部からの刺激や異物から体を守り、体内からの水分の蒸発を防ぐ働きをいいます。

そして、潤いを補ったり、ハリを与え、肌表面の状態を整えることも目的になります

スキンケアによる成分の浸透は、表皮の角質層までにとどまります。

それより深いところに成分を浸透させることはできません。

ですが、「実はスキンケアはしない方がいい」というような話が出てくるほど、スキンケアでトラブルを起こしている人が多いのも事実です。

これらの皮膚の働きや、スキンケアの基礎知識を踏まえて、

次にスキンケアをしない事で、起こるメリットとデメリットを見ていきましょう。

スキンケアをしないメリットとデメリット

ベタベタ肌を気にして鏡を見ている女性

メリット

1. 肌の自然なバランスを保つ

肌は自らのバリア機能で外部刺激から守る力を持っています。

過剰なスキンケアでそのバランスを崩してしまうこともあります。

2. 肌トラブルが減ることもある

特に敏感肌の方は、スキンケア製品に含まれる化学成分が刺激になることがあります。

シンプルケアにする事でトラブルが減る場合もあります。

デメリット

1. 乾燥肌やダメージが悪化する可能性

スキンケアを一切しないと、乾燥や紫外線からのダメージに対応しにくくなることがあります。

2. エイジングケアが難しくなる

年齢とともに肌の自然な再生力が低下するため、放置する事で老化が進みやすくなる可能性があります。

スキンケアをしない方がいい人

本来スキンケアはバリア機能を補い、ダメージを与える様々な要因から肌を守り、健やかに保つことで肌トラブルを防いでくれるのですが、

肌状態によっては、スキンケアをしない方がいい場合があります。

肌トラブルから敏感になっている状態の人

非常に敏感になっている状態は、どのスキンケアを使用してもしみたり刺激を感じることがあります。

この場合は、一旦すべてのスキンケアをお休みして下さい。

肌トラブルが起きたときは、化粧品で解決しようと考えるのは控えた方がよいでしょう。

早めに皮膚科医に見ていただくことをおすすめします。

肌の状態によっては、ワセリンの使用を控えた方がよい場合もあります。

そのため、自己判断は避け、医療機関で相談することをおすすめします。

 スキンケアで肌荒れを起こしている人

スキンケアを使用して肌荒れを起こした場合は、配合された成分が肌に合わない可能性があります。

また、防腐剤や香料、着色料などがアレルゲンとなり、アレルギー症状が出る可能性もあります。そのため、一度スキンケアを中止し、肌の状態に応じて医療機関を受診することをおすすめします。

『ミニマムケア』のすすめ

ワッツ

スキンケアをあまりしたくないけど、全くしないのは不安…

と感じている方も少なくないと思います。

そんな方におすすめなのが、**『ミニマムケア』**です。

『ミニマムケア』とは、必要最低限​​のステップで肌の健康に配慮しながら、過剰な製品の使用を控えるシンプルなケア方法です。

  • 洗顔:ぬるま湯で優しく洗い、肌にやさしい洗顔料を使用。
  • 保湿:化粧水やシンプルな保湿クリームのみ。
  • 日焼け止め:紫外線対策は忘れずに。シンプルな日焼け止めで十分。 
イレーヌ

『ミニマムケア』なら、肌への負担を軽減しながら、無理なくケアを続けられますよ!

どの程度スキンケアをするべきなのか

スキンケアは、クレンジング・洗顔・化粧水・美容液・乳液・クリームといった一連の工程をすべて行わなければいけないと思っている方も多いかもしれませんが、

実際にはこれらを全て行う必要はありません。

かえって行ったために、自らトラブル肌にしてしまう場合もあるんです。

化粧水と美容液で調子がいいのなら、無理してクリーム類をつけなくてもいいですし、

摩擦に弱い肌ならば、化粧水と乳液を混ぜてしまって一度につけてもいいのです。

自分にとって肌の調子がよく、心地よいと感じられるケアが一番大切だと、私自身の経験から感じています。

季節や年齢、環境の変化を大切にしながら、自分の肌と向き合ってスキンケアを選ぶことが大事です。

次に挙げるタイプは、注意してスキンケアを行なって下さい。

 乾燥肌・敏感肌の人

炭、モロッコ溶岩クレイなどの吸着成分、酵素洗顔などの皮脂を落とす成分の含まれる洗顔料やリパーゼなどの皮脂を溶かす成分が含まれる洗顔料の使用は控えて下さい。

アミノ酸系の洗浄成分がメインの洗顔料など、乾燥肌向けの洗顔料を使用し、保湿を十分行うことで、状態を安定させることができる場合があります。

クレンジングの使用を避けることも、肌の安定につながります。

次の記事は、敏感肌でも使用できる洗顔料を紹介しています。クレンジングを使用せずに一つの洗顔料でメイクも肌汚れも落とせます。参考にご覧になって下さい。

肌が刺激に敏感でデリケートになっている人

化粧水の使用を控えて、クリーム類だけを使用することをおすすめします。

化粧水は、肌の表面に傷などがある場合は刺激になることがあります。

デリケートになっているときは避けることをおすすめします。

皮膚疾患で治療中の人

特に塗り薬が出ている場合は、化粧水の使用を控えましょう。

化粧水によって塗り薬が流れてしまう場合もあります。

洗顔の後、塗り薬を患部につけ、その部分を避けて、乳液やテクスチャーの柔らかいクリーム類をつけるといいと思います。

スキンケアのやりすぎは逆効果?

頬に吹き出物ができた女性

スキンケア製品をたくさん使うと、「どんどん良くなるはず」と思いがちですが、

実際には逆効果になる場合があります。

例えば、ピーリングや美白製品の使いすぎは肌を敏感にし、トラブルの原因になることも。

化粧水、美容液、乳液、クリームなど…、人によっては、クリームの前に導入目的でオイルを使用する人もいますが、

肌を一度に触りすぎることで、摩擦から皮膚の赤みやバリア機能の低下を起こしてしまう場合もあります。

スキンケアの中には、化学物質が入っていますから、その化学物質の重なりによりトラブルを起こす人もいます。

このように、過度なスキンケアや強い成分を含む製品の使用は、従来のバリア機能を損なう可能性があります。

子供の頃はきれいな肌だったのに、間違ったスキンケアを行なったために、トラブル肌で長く悩み続けている人もとても多いのです。

イレーヌ

肌の状態に応じて、適度なスキンケアを行うことがとても大切です。

結論 スキンケアは「適度に行う!」

適度なスキンケアを行なって健康な肌を手に入れた女性

自分の肌に備わっている機能をしっかり理解した上で、スキンケアを適度に行うことにより、

健康で、美しい肌を維持できます。

そして、おすすめしたいのは、自分自身で肌トラブルを解消し、老化を遅らせるための知識を身につけることです!

そのため、肌に合ったケア方法や使うべきアイテムが自分でわかるようになれば、とても素晴らしいことだと思いませんか?

季節や環境、肌の変化に応じて、正しいスキンケアを選ぶことができるようになります。

女性として、スキンケアや肌の知識を学ぶことは、今後の人生をより楽しく、豊かにする大切なステップです。

しっかりと学び、自分の肌に合わせたスキンケアを実践すれば、確実に結果が出ます。

そして、将来的には同じ年代の女性の間でも、肌年齢や見た目で差をつけることができますよ!

イレーヌ

以下の記事では、
お肌のプロの知識を学ぶ方法や、メリット、自分で肌トラブルを解決できる方法などを詳しく解説しています。
本気で、若く美しい肌を維持していきたい方はぜひチェックしてみて下さい!

まとめです

背景の花とsummaryの文字 

「スキンケアをしない方がいいの?」という疑問には、

「自分に合った適度なスキンケア」が答えと言えるでしょう。

肌の声に耳を傾け、無理をせず、自分に合ったシンプルなケアを続けることが、美肌への近道です。 そして、スキンケアは量や種類ではなく、自分の肌のために必要なケアを知ることが大切です。

まずは、必要最低限のステップで肌を整える『ミニマムケア』から始めてみましょう。

無駄なスキンケアを見直し、肌本来の力を引き出すことが、健康で美しい肌を守る秘訣です。

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