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「自分に合うスキンケア」という言葉を耳にしたり、よく見ますよね?
自分に合うスキンケアってどういうのをいうのかわからない人は多いと思います。
第一、スキンケアをどのように選べばいいかすらわからないという人も多くいらっしゃるのではないでしょうか…
今回は、自分に合うスキンケアの選び方をお話ししていきたいと思います。
失敗をしないためには、選ぶ上で効果、使用感、値段の全ての条件が揃うことが大切です。
そして、効果が期待できるかを判断できる指標になるものがありますので、その方法も紹介していきたいと思います。
それでは始めます。
- 自分に合うスキンケアとはどういうものを言うのか
- 失敗しない自分に合うスキンケアの選び方
- スキンケアの効果をより引き出すポイント
- 手の甲はスキンケアの効果が期待できるかを判断できる指標になる
自分に合うスキンケアについて
自分に合うスキンケアとは
自分に合うスキンケアとは、自分自身の機能の邪魔をせずに、環境や体の状態によって、弱った機能をしっかり補ってくれるスキンケアです。
ですから、効果を感じるのです。
若い年代で保水量、皮脂量が多い肌に、油分の多いクリームで毛穴を塞いでしまえば、たるみの原因や吹き出物、ニキビなどのトラブルにつながる場合もありますし、
敏感肌に高機能の化粧品を使用した場合、含有成分に肌が反応してしまいトラブルを起こします。
- 効果(年齢・肌タイプ・肌悩み)
- 使用感
- 値段
これらが全て揃ったものが、自分に合うスキンケアです。
これらのうちのどれかを無理して使用していると、結局他のものをまた探すことになり、肌が安定せずにトラブル肌になる可能性があります。
自分に合うスキンケアを使用した肌へのメリット
続けて使用していると、自分自身の肌機能が整い、トラブルに強い肌になります。
次の効果を感じている場合は、本当に肌に合ったスキンケアといえます。
メリット
- 肌乾燥がなくなり、小ジワがなくなる
- 肌にハリ・ツヤが出る
- 肌色が明るくなる
- ホルモンや環境の変化によって起こるトラブルの治りが早い健康な肌になる
- 使用を続けることで肌に安定感が出てくる
自分に合わないスキンケアを使用した場合の肌へのデメリット
トラブル肌を引き起こしてしまった場合、治るのに時間がとてもかかります。肌質まで変化してしまう場合もあります。
そして、たるみを作り、早く老け肌にしてしまう可能性もあります。
デメリット
- トラブル肌の始まりになる
- スキンケアをコロコロ変えるため、肌が安定しない
- 老け肌になっていく
解決策:失敗しない自分に合うスキンケアの選び方
point1 メーカー・ブランドを選ぶ
目指している肌を意識してまずメーカーやブランドを選びましょう。
これからはファンデをあまりつけなくてもいいようにしたい…
パーティーや食事会など、華やかにメイクが映えるゴージャスな肌になりたい…
老化を防いで本格的に若い肌をもう一度取り戻したい…
などこれらは、それぞれ選ぶべきメーカー・ブランドが違います。
(メーカー・ブランドによって、スキンケアに対してのコンセプトが違うのです。)
- 素肌美をめざすスキンケアメーカー
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素肌の本来の美しさを引きだし、ノーファンデまたは軽くパウダーだけでも綺麗な肌を目指すシンプルケアを提案してくれるメーカーです。
オイルを否定、もしくはオイル分がほとんど入っていない、乳化剤などの石油系成分も含まれていない商品など、肌に対して安全で軽めのスキンケアを提案しています。
肌は排泄器官なので、成分を入れても入っていかないと言う考え方が前提で、自分の肌の機能を活かし、肌から引き出して美肌にしていくという特徴があります。
CAC化粧品・PGCD・ヴァーナル・ルリビオ・パトラ化粧品などがあります。
- 一般的なスキンケアメーカー
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化粧水、美容液、クリームで仕上げる、水分と油分のバランスを整えて美肌を維持し育てていく一般的な方法でスキンケアを提案してくれるメーカーです。
保湿に特化した成分を加えたり、高機能の最新の美容成分を使用したスキンケアなど、悩み別に選ぶことができます。
大手の化粧品会社はこちらに入ります。安全性やアフターフォローなどの点でも安心して使用できます。
ファッション性も兼ね備えていますので、気分も上がりますし、自信にもつながりますね。
メイクが映えて、ファンデーションのノリも綺麗に仕上がります。
皆さんがご存知の有名化粧品会社、デパートに入っている化粧品ブランドはほとんどこの方法でスキンケアをすすめてくれます。
一般的なスキンケアをお探しの場合はこちらに入ります。
- ドクターズコスメ(メディカルスキンケア)
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美容クリニックで出しているドクターズコスメと一般のスキンケアとの違いは、含有された成分の濃さにあります。
ドクターや医療機関が開発に携わり、ドクターの指導のもとで使用し、高濃度に配合された成分が直接肌に作用して効果を出していくというスキンケアです。
安全性や品質、効果に期待ができるという特徴があります。
市販の化粧品よりも高価になりやすい傾向にあります。
- ニキビや敏感肌の場合
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ニキビや敏感肌の場合は、そのものに特化した化粧品メーカー、または、各化粧品会社からブランド、シリーズとして出ています。
クレアラシル・プロアクティブ
アクセーヌ・キュレル・シェルシュール・dプログラム・チサ化粧品・ディセンシア・NOVなど
次の記事も参考にしてみてください。
point2 年齢・肌タイプを選ぶ
目指す肌からある程度メーカー・ブランドを絞ったら年齢や肌タイプを考えましょう。
- 年齢
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加齢に伴い肌は変化していきます。
ホルモンの変動で今までにないトラブルがおきている場合もあります。
若い肌と年齢を重ねた肌は保水力も皮脂量も違ってきますので、年代に合わせたスキンケアを選ぶ必要があります。
- 肌タイプ
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自分の肌タイプ判断は違っている場合が多くありますので、アドバイザーに相談してみることをお勧めします。
例えば、ニキビができやすいから脂性肌と思っていても、実は乾燥肌だったということはとても多いのです。
脂性肌、乾燥肌、混合肌、敏感肌と肌タイプ別に各メーカーはシリーズを出していますのでBAさんに肌状態を相談してみてください。
ニキビや敏感肌の場合は、上の「メーカー・ブランドを選ぶ」の中にブランド名を少し載せていますので参考にしてください。
point3 肌悩みに適したものを選ぶ
肌悩みに適したものを選びましょう。
シミ、シワ、美白、タルミ予防、総合アンチエイジングなど、肌悩みに特化したシリーズを使用する方が効果は期待できます。
point4 使用感を確認する
効果があるとしても使用感が合わないものはストレスになり、結果続かないということになってしまいます。
- ファンデがうまく乗らない。(成分が固まってもろもろが出てくる)
- ベタつきが強い
- 匂いがきつすぎる
- 色移り(洋服や寝具などに)がある
- 肌に均一に塗れない(伸びが悪い)
など、使用感のストレスはとても大きいので確認が必要です。
これに関しては、口コミを参考にしたり、サンプルで試す、店頭でしっかりお試しで確認することが重要です。
point5 自分にとって値段は相応か
いくら効果が期待できるスキンケアでも、自分にとって負担になっていくものは、自分に合うスキンケアとはいえません。
高い効果を謳っているスキンケアも一つ使い切ったくらいでは期待する効果も出てきません。
広告や口コミから一回は買ってみたけど、高すぎて使用が続けられない場合は、また新たにスキンケアを選ばなくてはいけなくなります。
せっかく肌が慣れてきたところにまた違うスキンケアを始めたら、肌がびっくりしてしまう可能性もありトラブル肌の始まりになってしまうということもあります。
化粧水1本、クリーム1個がどのくらい持つものなのか、これから先続けていける値段かを、あらかじめ確認して購入を決めましょう。
注目!パーソナライズド・スキンケア
personalized skincare ( 個人別のスキンケア )という選択もあります。
肌質や肌悩みに合わせて自分専用のスキンケアをオーダーメイドして使用するというものです。
以前は、一部の美容クリニックだけで行われていました。
私も使用を考えたことがあったのですが、あまりに高額で諦めたことがありました。
最近はニーズが増えているということで製薬会社との共同開発が行われ、一般的なスキンケアの価格設定になっています。
自分にとって成分が合わないなどの心配もすることがないですし、新鮮なスキンケアを使用できるというのも魅力的ですよね。
今は自分専用のスキンケアを簡単にオーダーできるので、スキンケア選びの選択肢に入れてみてもいいと思います。
スキンケアを使用する上での注意
同じシリーズをライン使いする
できれば、基本のラインは同じメーカー・ブランドのシリーズをライン使いすることをお勧めします。
アイテムごと変えていては、何かのトラブルが発生した時に、何が原因かわからなくなってしまいます。
ラインで使用する方が、効果は期待できます。
成分が万が一ケンカしてしまうということも考えられますので、できれば同じシリーズのライン使い、もしくは、同じ化粧品メーカー・ブランドの中で、BAさんや、各化粧品会社のお肌相談室などに相談して選んでもらいましょう。
季節ごとに変えるべきか?
スキンケアを季節ごとに変えるべきという考えもありますが、
適切なスキンケアをしていれば、そこまで神経質になる必要はないと思います。
基本は使用量の加減で対応はできると思います。
乾燥する季節は、化粧水を多めに使うなどで対処できることが理想ですが、
保湿力の高いアイテム(美容液)をプラスするなどにして、乾燥するからと油分が多いものの使用はあまりおすすめはできません。
汗ばむ季節は同じシリーズまたはブランドの中の、さっぱり目の化粧水にしてみる、クリームを軽めにする、またはクリームの量を減らすなど、自分の肌と相談して対応しましょう。
適切なスキンケアをする
何を使っても口コミほどの効果を感じない、何使っても合わないとお悩みの方の中には、間違ったスキンケアを行っている場合が多いです。
こんな事がある方は注意が必要です!
- 肌を擦ったり、叩いたり、押し込んだりしながらスキンケアをしている。
- たるみ防止のためにセルフマッサージをしている
- 角質ケアを頻繁にしている
- メイクを落とさずに寝てしまうことがある
- 日中肌を触ることが多い
- 睡眠不足など
これらをしていては、たとえ本来合うスキンケアを使用していても効果どころか、トラブルを生んでしまいます。
スキンケアは擦らずに、肌のバリア機能を壊さないように優しくお手入れをしましょう。
誰にでも効果がある化粧品は存在しません。人によって肌質、環境、年代などで変わっていきますから、口コミだけを信じて購入することは避けましょう。
参考程度にして、しっかり自分に合うものかを見極めてから購入することをお勧めします。
スキンケアが合わないと感じた時
適切なスキンケアを行なっていても、使い始めてから、肌に異常を感じた場合は、使用を中止しましょう。
赤みや痒みが出た場合は、一旦お休みをしましょう。
肌は環境や体の調子で毎日一定していません。成分が合わないのか、今の肌状態が合わないだけなのかは、自分しかわかりませんから、症状が出た場合は、一旦お休みをして、しばらくして、落ち着いた頃にもう一度使ってみるなど、工夫をしていくことは大切です。
結局スキンケアは何を使っても同じなの?
多分、一般の女性よりも多くの種類のスキンケアを使ってきたと思いますが、
その経験上、スキンケアによって肌の感じは変わります。見た目も変わると思います。
肌の感じや見た目が変わりますので、どのスキンケアを使っても同じとは言えません。
全体的にふんわりした感じの肌になったり、目元、顔立ちががはっきりしたスキンケアというのもありました。
独特の艶が出るスキンケアもありました。
ですが、自分に合ったスキンケアで正しいお手入れをしていれば、どこのメーカーを使っても、自らの肌機能が整いますから、お肌にハリや潤いが出てきて、トラブルのない健康的な肌を維持することはできると思います。
スキンケア本当の話
- 美白について
-
美白効果をスキンケアに求める人が多いですが、スキンケアで本来の自分の肌色以上に白く(明るく)は絶対なれないのです。
肌理が整い乾燥がなくなり、しっとりと艶のある滑らかな肌になれば、くすみもなくなり肌も明るくなり、結果、美白効果という形で手に入ります。
- たるみについて
-
たるみも残念ながらスキンケアで治すことはできません。
ハリを持たせてたるむ速度を遅くする、もしくは、たるみを軽減したように見せることしかできません。
これらを頭に入れて、スキンケアを選ぶようにしましょう!
肌効果を見極める簡単な方法
使いはじめは、このスキンケアで肌が本当に綺麗になるのか不安に思いますよね。
少なくとも1ヶ月、出来れば3ヶ月はスキンケアを使用して肌状態を見てください。
スキンケアで自分にとって効果のある化粧品は、長く使用しているとより効果が出て、肌に安定感が出てきます。
肌に合っているということですね。
私は、スキンケア効果が期待できるかどうかをを手の甲につけて、その結果を指標にしています。
スキンケアの最後に手のひらに残ったものを必ず手の甲につけます。
化粧水を重ね付けすると結構手のひらに余りますから、それを手の甲の部分にしっかりつけます。
もちろん美容液やクリームも残りをつけてくださいね。
睡眠中は、お布団の中で多少は擦れてしまいますが、翌朝の手の甲の乾燥具合などをみます。(綿やシルクの手袋をするとより効果的です。)
これを毎日していると、手が変わってくるのがわかります。
この手の効果って、使用するスキンケアで全然違うものなんです。
経験上、すごく手の甲に効果があるものは、顔の肌も使用していくうちに、綺麗なハリ感と滑らかさを感じられ満足がいく効果を実感できます。
本当は、自分に合った化粧品が見つかったら、せめて化粧水だけでも手につけると効果がすごくあるのですが、それは、経済的にも現実的ではないので、せめて顔のスキンケアの時に意識してつけるようにしています。
ハンドクリームで効果を感じない方(ハンドクリームつけても全然入っていかないなど)は、ご自分のスキンケアの残りをつけてみてください。
(※ ニキビケアの殺菌系成分などの入っているものは除きます。一般的な保湿のスキンケアに限ります。)
そして、余談になりますが、本気で綺麗な手を目指す方は、このように顔のスキンケアの残りを使い、外気に手をさらさないようにすることがポイントですよ!
冬は防寒、夏は紫外線対策のために手袋をすることをおすすめします。
まとめです
自分に合ったスキンケアとは、自分にとって効果・使用感・値段の条件が揃ったものです。
自分に合ったスキンケアの選び方のポイントは
- 目指す肌別にメーカー・ブランドを選ぶ
- 年齢・肌タイプ
- 肌悩み
- 使用感
- 値段
できれば同ブランドのシリーズをライン使いをおすすめします。
季節ごとに変える必要はありません。
適切なスキンケアと化粧水などの使用量を調整して、油分が極端に多いものの使用はやめましょう。
スキンケアの時のあまりを手の甲につけて手も美肌にしていきましょう。
手の甲に効果があるスキンケアは、顔のお肌にも効果がとても期待できる指標になりますよ!