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毎日 習慣的に行なっているスキンケアですが、
お手入れの仕方を間違えて効果を出せていない、
またはトラブルを引き起こしているという人がとても多いです。
スキンケアアイテムのそれぞれの量も、適切な量を使用しないと思わぬトラブルが起こってしまいます。
最初は肌に合っていると思って使用していたのに、だんだんトラブルが出てきた原因の一つに、「量やスキンケアのお手入れ法の適当さ」が挙げられる場合があります。
今回は、当たり前だと思ってやっているスキンケアのお手入れ法をもう一度振り返って、
効果を出していける正しい方法と、適量とはどれくらいなのかもお話ししていきます。
- トラブルを防ぐために適量と目的を理解してスキンケアを行うことの重要性
- クレンジングから保湿のクリームまでの一連のスキンケアの正しい方法
- アイテム別の適量とはどのくらいか
スキンケアの適量と目的
スキンケアは適量を使い、目的をしっかり理解して行うことが大切です。
量が少なすぎると効果を引き出すことができません。
油分の多いものでしたら、量を多くつけすぎたせいで毛穴がむくみ、炎症につながりニキビやトラブルが起こる場合があります。
そして、それぜれのアイテムの目的を理解せずに使っていると、これもまたトラブルの元になってしまいます。
- 肌バリア機能を補い、ダメージを与える外的要因などから肌を守る
- 肌を健やかに保ち潤いやハリを与える
バリア機能が壊れてしまうと、痒みや炎症が起きトラブルの原因になります。
そして、それには「保湿」がとても大切です。
乾燥するとバリアが簡単に壊れてしまいます。
では、保湿がきちんとできるお手入れ法を順を追って見ていきましょう!
その前に、スキンケアを行う上での注意点です!
スキンケアは基本1日2回します。
必ず手を洗って清潔な手で行いましょう。
スキンケアは適量を守りましょう。
この適量ってよく書いてありますが、どのくらいなのかわからないですよね?
適量の目安もお話ししていきます。
スキンケアの基本
夜のクレンジング
クレンジングの基本
メーク汚れを取ります。
乾いた手が基本です。
両頬・額・鼻・あごに乗せて
顔の中心から螺旋を描くように優しく塗り広げます。
クレンジングの適量
一般的にゲルタイプなら「さくらんぼ大」
(大とはさくらんぼの大きさ〜さくらんぼの大きさより気持ち大きめという意味です。)
オイル・乳液タイプなら手のひらに「500円玉くらい」出すといいと思います。
オイル・乳液タイプ・ゲルタイプなどは肌タイプに合わせて選んでください。
決して過度のマッサージはしないこと。
1分くらいで洗い流すか、優しく拭き取ってください。
洗顔
洗顔の基本
みなさん耳にタコができるくらい聞かされていると思いますが、
しっかり泡立てて、指が肌に触れないように泡のクッションで洗います。
小鼻の脇なども指を小刻みに動かして、泡のクッションで洗いましょう。
1分くらいあればきれいに洗顔できていると思います。
人肌の温度(35〜36度)くらいで洗顔します。
それ以上高いと必要な油分まで奪ってしまいます。
落ちていないと思っても、何度も洗わないこと!
厳密に言えば、多少メークや汚れが残っていても、
正常な肌であれば、自ら汚れを落とす力(自浄作用)があるので
そこまで神経質になることはありません。
何度も洗顔して油分を取ってしまう方がダメージにつながります。
そして、正常な肌であれば、正しい洗顔で汚れが落ちないということも無くなるのです。
間違ったお手入れで毛穴を大きくしてしまい、
その毛穴に汚れが溜まって簡単に落ちない原因を作っているのです。
ですから、全てにおいて正しいお手入れが必要になるというわけです。
優しくタオルで水気をおさえてください。ゴシゴシ拭かない事が重要です。
これで肌を痛めている人がとても多いです!
洗顔料の適量
一般的には「パール粒ほど」ですが、
洗顔料の形状にも違いがありますので、
説明書を参考にしてください。
化粧水
化粧水の基本
主成分は水ですが、そこに保湿成分などが入り、肌表面に水分を補います。
化粧水は必ず使用した方がいいと思います。
まず化粧水を手にとって、軽く両手でつぶすようにして広げます。
決してこすらず、顔に優しく置いていきます。
「入っていけ〜入っていけ〜」とギューっと押し付ける必要はありません。
叩くのも厳禁です。
コットンの使用については、肌状態によっては角質を痛めてしまう可能性があります。
乾燥が気になる方や敏感肌の方は
基本的には手を使って化粧水をつけることをおすすめします。
化粧水の適量
基本は、手にとって「500円玉くらい」が1回分と覚えてください。
乾燥具合によっては、ご自分の肌と相談し、重ねづけすることも必要になります。
サッパリ系の化粧水の場合は、冬場の乾燥の時期には多めに使い「3回から5回ぐらい」重ね付けをするといいと思います。
しっとり系の化粧水の場合は、1回を推奨しているものもあります。
美容液
美容液の基本
美容液は、保湿成分や美白成分などが凝縮して配合されています。
美容成分が高配合されていますので悩みに対しての集中ケアに適しています。
化粧水と乳液(クリーム)の間につけるのが基本です。
フランスの化粧品ブランドなど、化粧水の前や、クリームの後につけるタイプもあります。
手のひらにとり、
優しく肌の上を指が滑るようにつけていきましょう。
最後に優しく手で顔全体を包み込むように顔を覆います。(浸透力がアップします。)
美容液の適量
適量は一般的には「2〜3プッシュ」で十分です。
乳液
乳液の基本
主成分は水分と油分と乳化剤(界面活性剤)です。
セラミドが含まれているものも今は多いです。
油分が多く配合されていますので、保水力が高く肌を柔らかくします。
油分が入っているので、肌タイプによっては乳液までのスキンケアで大丈夫の方もいます。
手のひらにとって、軽く両手を合わせて温めます。
顔の中心から外側に向かって、優しく強くこすらず伸ばしていきます。
油分が多いなと思われた場合は、ティッシュで軽くおさえても効果は変わりません。
乳液の適量
適量は肌質によりますが、一般的には
「1円玉〜10円玉」で大丈夫です。
クリーム
クリームの基本
油分が多く保湿成分も多く含まれています。
肌に油分を与える保湿効果と、潤い成分の蒸発を防ぐ蓋の役割があります。
乾燥肌の人はクリームで蓋をすることをお勧めします。
乳液をつけてクリームだと重いと思われる方はクリームだけでもいいと思います。
優しくこすらないように、
両頬・鼻・額・顎とおいて親指以外の4本の指を隙間を開けずにつけて、内側から外側へ横方向につけます。
敏感肌の方なら、手のひらに伸ばして温めて、手のひらについているクリームを顔に置いていく感じでつけていく方法もいいと思います。
最後に手のひらで優し〜く肌を包み込み(ここでも押し込まない)終了です。
これでは手のひらにクリームが吸収してしまって勿体無いと思うかもしれませんが、
手のひらは皮膚の構造が違っていて吸収しずらいと言われていますので、
化粧水にしてもクリームにしても、あまり気にしなくて大丈夫です。
クリームの適量
一般的には、「パール粒大くらい」です。
正しいスキンケアの効果
その他、パックなどありますが、
基本的には、基礎となるスキンケアをしっかり行うことで健やかなお肌を保てます。
正しいスキンケアの効果
肌の自浄作用を高め、自らの力でお肌に潤いやハリをもたらします。
化粧品の中に入っている有効成分を十分に発揮させ、美しい肌に導いてくれます。
今日から適切な量で正しいスキンケアを行い、健やかで美しい肌を手に入れてください。
まとめです。
スキンケアは適量を使い、優しく決してこすらないことが一番重要です。
保湿がとても大切ですので、洗い過ぎに気をつけ、化粧水・美容液・乳液やクリームで乾燥を防ぎましょう。
正しいお手入れは、肌の自浄作用を高め、自らの力でお肌に潤いやハリをもたらしてくれます。